災害を乗り越えるレジリエントな地域連携の輪
―輪中(わじゅう)から現代BCPまで―
講師は名古屋大学減災連携研究センター 教授 福和 伸夫氏、日本福祉大学 非常勤講師 下本 英津子氏、株式会社デンソー 豊橋製作所 所長 古海 盛昭氏
福和教授からは過去の震災と日本の政治変革を併せた歴史について解りやすく教示、下本先生からは愛知岐阜三重に古くから伝わる「輪中」について、水害から地域を守る文化を教示、最後に、小海所長から豊橋市明海地区自治会の防災への取り組みについて事例を交えて報告がありました。
今回のワークショップでは、南海トラフ巨大地震を踏まえ、地域の連携、とりわけインフラ整備に於いては県や市を超えた協議が必要で、「輪中」の文化、官民の話し合いの場が必要と改めて感じるセミナーでした。