3月5日
湖西市議会一般質問1日目、5番手で登壇しました。
今回のテーマは「社会に開かれた教育課程の実現」
グローバル化の進展、AI,ビックデータ等を背景として、社会環境が変化する中で、産業界のニーズや地域の創意工夫を活かした人材育成の推進が求められている。学校教育においても新しい時代に必要となる資質・能力の育成と、学習評価の実現を図るべく、2020年度、学習指導要領の改訂が行われ、教科・科目等の新設や目標・内容の見直しが行われます。
とりわけ、情報教育・ICT活用教育関係において、情報活用能力の育成を図るための考え方、カリキュラムや指導計画を確認するとともに、社会に開かれた教育課程の実現に向けた課題と方策を共有するべく、一般質問を行いました。
Q. 湖西市教育委員会における「カリキュラム・マネジメント」に基づいた「指導計画」「指導教材の選定」等の進捗と課題は?
A. 平成31年度末までに「指導計画」「教材の選定」を行うよう、指示しているが、教材の選定について教育委員会から直接行わない。
???:学校現場では情報が不足しており、指導計画、教材の選定も進んでいない。
Q. 小学校プログラミング教育に関する学習活動について課題は?
A. 外国語(英語)、道徳の教科化など、所定のコマの中では困難。深い学びについては、放課後子ども教室、発明クラブ、企業の出前講座など、社会教育事業に委ねたい。
Q. 社会に開かれた教育課程の実現に向け、人材や予算、時間、情報等のリソースをどの様にマネジメントを行い、「深い学び」に結び付けていくのか?
A. ICT機器については毎年、予算を取ってリース機器の更新を行っている。
???通年の予算では間に合わない、文科省では3クラスに1クラス 財政処置しており、地方交付税措置している。本来、教育に使うべく予算が首長行政側?の事業に流れていないか???
総合教育会議が設置されることで、教育行政に対する首長の影響力や関与が過剰に強まり、教育の政治的中立性が低下してないか?
【所感】
学校現場の課題と教育委員会との見解に乖離が有る。本来、行政と教育委員会は政治的中立な立場でないといけない。ここが湖西市の課題と認識