3月8日
湖西市議会では一般会計新年度予算の審議を特別委員会を設置して議員全員で審議を行います。
以前は常任委員会の担当割で部分的な審議を行っていたそうですが、議員たるもの全ての予算を
把握しておくべきとの事で、一般会計全ての項目について審議を行います。
3/7~3/8まで2日間で歳入歳出合わせて２10件の質疑が行われ賛成多数で承認されました。
平成28年度当初予算は、国民健康保険や湖西病院を含む総予算は405億41千万円。一般会計では
218億3千万円は昨年と比較して13億円の増額です。湖西市が行う473事業を各担当部署で見直し、
215事業で14億6219万円を削減し、201事業で27億423万円を増額しました。
新規事業も１７事業を立上げます。13億円の増額分については６億円のふるさと納税、基金を取り
崩して充当します。法人市民税率変更に伴う減収など不安要素はありますが、メリハリを持った事業
展開に期待したいとおもっています。
議員着任の平成23年度から一般会計の目的別予算の歳出費目別にグラフ化してみました。
介護など社会福祉費用、湖西病院を含む衛生費の比率が毎年高くなっています。
一方で、お金を稼ぎ出す「商工費」がじり貧になっているところが気になりますね。
まだまだ、企業の法人税や、固定資産税に頼っているところが多いのです。
湖西市で働いて、住んで消費してもらえる循環型の自治に向けた政策が必要なのですがなかなか。
厳しい財政状況が続きそうです。
