1月22日～23日

湖西市議会総務経済委員会は今期のテーマ、「地方創生の進捗」「公共施設の支配地計画」について調査研究を行っています。

研修先

島根県 松江市役所　：公共施設適正化計画について

鳥取県 米子市役所　：地方創生に関する取組みについて

《島根県松山市》

松江市の行政規模で公共施設の42％を削減する目標は非常にハードルが高く、どの様な手法で進めているは興味深かった。計画推進にあたり、首長の強いリーダーシップと熱意とホスピタリティを感じた。とりわけ、１次計画については地域に対しナーバスな教育施設にはあまり手を付けず、２次計画以降の個別計画については示しておらず、保護者や地域住民と十分な調整を図り、保護者が地域住民を説得するなどして、１４施設（幼稚園、小学校の統廃合含む）を追加している。結果、市民からは反対の意見は無かったと聞いた。湖西市の手法はあまりにも直球を投げる一方的な報告で、対話になっていなかった。住民目線でじっくり対話と、首長の覚悟が必要と感じた。

《鳥取県米子市》

米子市も湖西市と同様な課題を認識、インフラは港湾、鉄道、高速道路ICを持っており、企業誘致などの環境は整っており、うらやましい環境。境港市と隣接しており、皆生温泉の活性化とインバウンド対応など観光事業が今後の課題と聞いた。どこの自治体も次期型産業の形態を模索中であり、県や国の情報についてアンテナを高くし、とりわけ県には頻繁に足を運んで補助金や新制度に対する情報入手を期待したい。