1 研修日時
平成28年1月12日
2 研修先
愛知県田原市議会
3 研修目的
議会改革先進地である田原市議会を訪問、現在湖西市議会が進めている議会基本条例
推進に向け参考とする。
4 成果(具体的に)
(1)事前確認項目
① 一般質問の概要について
>質問時間は湖西市と同じ30分間
>代表質問を行えるのは、2人以上の会派で現在は2会派のみ
② 議員間討論を高めるための手法について
>議員間討議はまだ行われていないが、請願など、議員間で話し合いの場はある
③ ICTの活用について
>現在無料のグループウエアを利用してスケジュール、Mail配信、ホルダを共有
しているが次年度より、セキュリティ強化を図る→サイボウズoffice
④議会による行政評価について
>評価対象事業の選定は「市民に解りやすい事業」を選択→課題や成果重視では無い
(2)所感
平成27年1月改選から新体制となり、議会改革は前期「議員定数」にテーマを絞り市民アンケート調査、議員の実稼働工数も積算している。議会基本条例の見直しについては湖西市と同様に、1条づつ精査を行い課題を抽出して今期に申し送っている。基本条例の見直しについて湖西市も改選前の1年、4年に1回で良いのではないか。運用中に不具合、条例改正の必要が有れば都度、議員間で協議を行い、改正すれば良いと感じた。
議会報告会においては開催回数を4回/年から2回/年に変更している。課題として湖西市と同様に参加者が少なく、市民2人しか集まらなかった時も有るり、なかなか関心を持ってもらえない。昨年10/25「たはら市民祭り」において「議会報告会&何でも言って委員会」を田原市文化会館、はなのき広場一帯で開催した。
東日本大震災後のガレキ処理など大きな課題が有る時は市民の関心が高いので、今後市民の関心が高いテーマを選定して議会報告会を行いたいとのことだった。
今後湖西市議会においても、議員の報告したい事と、市民が聞きたい事のマッチングが必要と感じた。
ICTの推進については議会事務局の資料の修正や印刷のし直しなど負荷の軽減を目的としており、出来る事から無理をせず、ゆっくりと進めるとのこと。湖西市議会においてもファイルの共有など、少しづつ始めても良いのではと感じた。