10月10日~10月12日
今回の研修テーマは「海外への戦略的な情報発信」
北は青森県むつ市から鹿児島県鹿児島市まで自治体職員さん20人に交じって2泊3日の研修でした。
3日間の研修を振返り、インバウンドはもとより、全ての事業に共通して「目的」「戦略」そして「成果」を求めて事業を行うことが求められていることを再認識した。とりわけ、行政の行う事業は私たちの税金で賄っているので、成果を求めることが最重要で、そのための目標設定(KPI)を都度、求めて行きたい。
「海外への戦略的な情報発信」は先ず、湖西市の現状把握から、どんな魅力が有るのかは、この地に生活する人には当たり前すぎて気づかない。よそ者や外国人にヒアリングするなどして、マーケティングが必要。その魅力を踏まえて、どの国のどの世代に、どの様な環境など、セグメントを抽出する中で、ターゲットを絞り込む。
同時に受け入れ態勢の準備が必要、外国人は「無視」されることが嫌いと聞く、地域の商店や町の住人への免疫が必要、幸い湖西市には多くの外国人が研修や就労に来ている。彼らを有効(友好)に使う手は無い。彼らにまち歩きや、今後外国人観光客を誘致するプログラムを事前にシュミレーションすることで、市民の外国人に対する免疫力を高めることが可能だろう。
滞在時間を延ばし、お金を消費してもらう準備も必要で、体験や、買い物も重要な要素だが、宿泊により、滞在時間がグィと伸びる。外国人対応の宿泊施設も整備が必要だ。
今後、湖西市が外国人観光客を受け入れる施策を考えるのであれば、十分なマーケティングとターゲットを明確にしたプロモーションが必要、浜松・浜名湖地域DMOの動向にも傾注したいと強く感じた研修となりました。