9月19日
ひさしぶりの投稿です。
地方議会の9月定例会は昨年度(令和5年)の決算審議を行う議会です。今頃決算ですか?と思われる方も多いと思いますが、地方議会では年度(3/31)で事業を閉めるのですが、最終的に財布を閉じるのが5月末だそうです。それでも遅いですよね、民間企業では3末に占めて6月の株主総会で決算報告を行っています。
地方自治体もDXの推進、内部統制制度を義務化して監査基準の見直し(簡素化)を行えば6月定例会で決算審議を行えるのではないかと考えてしまいます。決算審議は「すでに終わったことなのであまり意味がない」と言われることがありますが、次年度の予算、事業計画の策定には昨年度の事業の評価が必要です。現行では9月定例会が終わってすぐ10月初旬には次年度の予算計画が始まります。9月定例会の決算審査は反映されているのか疑問です。のど元過ぎれば?
6月定例会で決算審査が可能になれば、9月定例会で決算審査から次年度の予算策定に向けて、行政当局の考えを確認することが出来ます。今のままでは「決算審査」はセレモニーになっています。行政当局にとってはその方が都合がよいのかもしれませんが。