４月17日

トヨタグループの労働組合が擁立する仲間議員、安城市議会から沓名議員（アイシン労組出身）と横田議員（デンソー労組出身）の２人が、湖西市が取組んでいる「企業シャトルBaaS事業」の視察に来てくれました。

湖西市では令和２年から市内の公共交通を充実させる手段として、市内の企業が所有する「通勤・棟間バス」を地域の方も乗車可能とする「企業シャトルBaaS事業」の調査研究、実証実験に取り組んでいます。

湖西市内にはJR東海道線の駅が３つ、天竜浜名湖鉄道の駅が４つ、一般乗車タクシー、コミュニティバス（コーチャンバス）、デマンド型タクシーが運行されていますが、空白地もあり、交通インフラは脆弱です。

市内企業の中でバスを所有するデンソー、浜名湖電装、SGMO（ソニー）、プライムアースEVエナジー社の協力（社会貢献）により通勤、棟間バスのルートを延長しながら実証実験を行ってきました。

今回の視察では企業側、デンソー湖西製作所の担当から背景や課題をヒアリングしたのち、湖西市の担当部局から課題と今後の方向性などを確認しました。楠も同席する中で、そもそもの目的や課題を共有することが出来ました。

安城市の公共交通においても同様な課題を持っており、市民のニーズと企業のリソースを活用した、住みやすい街、働きやすい街づくりに向けて情報共有したいと思っています。