6月11日
私たちの地元が誇る「浜名湖」。実はここ10年ほど、名物であるアサリの漁獲量が激減しているのをご存知でしょうか。原因は多岐にわたりますが、大きな要因の一つとされているのが、海のゆりかごと呼ばれる水草「アマモ」の減少です。
この危機をすくい上げるため、私・くすのきとデンソー労働組合湖西地区は、地元の浜名漁協さんと協力し、4年前からアマモの増殖活動に取り組んでいます。
今回は、組合の評議員メンバーを中心に結成された「アマモ部」の、年間を通した熱い活動レポートをお届けします!
🌊 なぜ「アマモ」が大切なの?
アマモが増えると、小さな魚や生きものたちの絶好の隠れ家(あか)になり、生態系が豊かになります。浜名湖の環境保全はもちろん、地元の漁業にとっても、なくてはならない大切な水草なのです。
📅 「アマモ部」年間活動のサイクル
私たちは、1年をかけて次のようなステップでアマモの森を広げています。まさに今(6月)は、新しいサイクルのスタートの時期です!
①【6月】花枝(かし)を採る
初夏の浜名湖へ船を出し、種がついたアマモの「花枝」を収穫します。漁協の皆さんと安全第一で作業しています。
②【9月】種を集める
採取した花枝をネットに入れ、湖内で受粉・熟成。秋になったらそこから種を取り出し、選別します。この小さな種が、浜名湖再生の第一歩です。
③【11月】種をまく
保管しておいた大切な種子を、湖底に定着しやすいよう「紙粘土」に混ぜ込んで浜名湖に投入します。
④【翌年4月】育ったアマモ
厳しい冬を越え、春には新しいアマモが芽吹きます。このサイクルを毎年繰り返すことで、アマモの森を着実に広げています。
📈 昨年度の大きな成果:ブルーカーボンクレジットの認証!
そして嬉しいニュースがあります。浜名漁協さんが 地道に続けてきたこの活動が認められ、昨年度、「ブルーカーボンクレジット」の認証を受けることができました!
💡 ブルーカーボンとは? 浅瀬の海藻や水草などの海洋生態系によって吸収・隔離される炭素のことです。近年、地球温暖化対策として世界的に注目されています。
浜名漁協さんの活動によって、なんと【639トン】ものCO2削減効果を得ることができました。地域の環境を守る活動が、地球規模の温暖化ストップにもしっかりと貢献している証です。
🤝 地域の自然を守ることは、地域の未来を守ること
「アマモ部」の活動は、単なるボランティアではなく、未来の湖西市、そして未来の子どもたちへ豊かな自然をつなぐための大切な一歩です。
地域の自然を守ることは、地域の未来を守ること。 これからも、働く仲間たちや地元の皆さんと手を取り合い、地元・浜名湖のために汗を流し、行動していきます!




